中国・韓国に対して日本人がとるべき「毅然とした」態度とは?日本の「国益」とは?

先日テレビ中継されていた、衆議院参議院予算委員会(外交防衛問題)をちらちらと見ていたら、竹島尖閣問題については国民の代表である議員の先生方が揃いも揃って、韓国や中国に対して「もっと毅然とした態度で臨むべき」と吠えて(←誇張ではなく文字通り。特に山本一太山谷えり子自民党参議院議員)いらっしゃったのには、違和感を持ったという以上にドン引きしてしまいました。

テレビの街頭インタビューでも、韓国や中国に対して「もっと毅然とした態度で」と応じている人々が目立ち、「冷静になった方がよい」と答えている人々の方が少数派のようです。

ネット上では何をか言わんや、読むに耐えない「愛国的」な書き込み一色ですが、彼らの論調と国会議員の先生方の主張する「毅然とした態度」の間に、大きな差があるのか疑問です。

市井の一オバサンである私は思うのですが、国会議員の方々が好んで使用するもう一つの単語国益を本当に考えるのならば、「毅然とした態度」(と言いながら、殆ど感情論)は、真に日本の「国益」に叶うのかどうか?



対韓国について考えてみると。

私たち日本人にとって、韓国との関係において「国益」に叶う関係というのは、どういうことでしょうか?
竹島を取り返すことなのでしょうか?どうやって?武力で取り返すことは、平和憲法を戴く日本人の99%が考えていないでしょうが、現状韓国が実効支配している島を、国際司法裁判所に提訴したとて、韓国側が「はい、どうぞ」と日本に明け渡すと信じることが現実的でしょうか?
一方日本と韓国は、お互いが望むと望まざるにかかわらず、隣国であり、同時に大国である中国と地理的に接しています。
外交ドドド素人の私が考えても、日本と同じように大国である中国と国境を接する韓国と連携すること以外に、日本の「国益」はないのではないかと思います。
中国は大国であると同時に、民主主義国家ではない巨大な国家であり、そのような大国と接している以上、日本も韓国も一国だけでは様々な問題に立ち向かうことはできないのですから。
また韓国と同じ民族の北朝鮮という隣国も日本は抱えています。
拉致問題という、被害者とご家族の年齢を思えば一刻の猶予も許されない問題がありますが、これを解決するためには、同じく北朝鮮による拉致被害者が存在する韓国と連携することは、避けては通れません。
北朝鮮と言えば「核ミサイル開発疑惑問題」もありました。最近は他のニュースが多すぎて話題には上りませんが、解決されたわけではなく、そのままになっているだけです。
今回竹島の問題で、私たち日本人は図らずも韓国の人々の激しい嫌日感情、その感情表現は日本人と同じ黄色人種でありながら全く違って激しく攻撃的であるものを、報道で見る機会があったわけですが、北朝鮮の人々も韓国の人々と同じ民族であり、また情報が統制された国家であり、更に若過ぎる指導者を戴いたばかりということもあり、その北朝鮮が日本の官僚や政府の想定外の「暴発」をするという危険は常にあると考えるべきで、そうなると、日本の「国益」最優先に来るのは、(適切な言い方ではないかもしれませんが)竹島という小島の領有権問題ではなくて、レベルが違う「国益」つまり「日本に向けてミサイルが発射され都市に落下するかもしれない」危険を事前に回避する事、ではないでしょうか?それは韓国との密な連携なしには不可能でしょう。
ロシアに対する牽制という意味でも、韓国との連携は重要です。ロシアと韓国を仲良くさせてはいけないのです、分断しなくては。
私も日本人ですから、竹島が日本の領土であるという説明を読めば「その通り!」だと思います。韓国併合創氏改名の日本側の理屈を読めば「そうなんだ」と思います。けれども、日本政府は、これらの説明や理屈で韓国の国民を「毅然とした」態度で納得させて、竹島からは穏便に撤退してもらえると本気で思っているのか、とても信じ難いです。正しい正しくないとは別に、相手側には相手側の説明も理屈もあるのですから。そして韓国の人々は、日本人以上に、感情の奥底から自分たちの側の理を主張しているのですから。

では、日本人として日本で暮らしながら、どう韓国に対して向き合っていけばよいのか?
「毅然として」と言うのならば、素晴らしいパフォーマンスを見せる韓流の歌手や俳優に対しては、今までファンであった人はファンであることを止めたり隠したりせずにこれからも「毅然として」応援すればよいのです。先日、かねてから韓国ファンだったモデルさんが最近韓国に行って、反日の洗礼を受けたことをブログに書いていましたが*1、本当に韓国や韓国の文化が好きならば、「毅然として」今まで通り、否、こんな時勢であるからこそ今まで以上に、韓国ファンでいればよいのです。韓流スターやK-POが好きだった理由が、単に流行っているからではなく、真に韓国文化に共感したものだったのならば。
スポーツにおいても同様です。Jリーグには、韓国人プレイヤーが沢山いるらしいですが(サッカーに詳しくないので)、彼らが試合で素晴らしいプレーを見せたなら、それを「毅然として」拍手で応援すべきなのではないでしょうか?汚い野次で貶めるなどもってのほかです。
市町村レベルや、団体レベルで韓国と交流をしてきた人たちも、今現在の「韓国憎し」の風潮に惑わされることなく、「毅然として」今まで以上に交流を深めるべきなのです。
韓国人観光客を沢山迎え入れる観光地のホテルや旅館も同じです。この時期に日本に観光で来てくれる韓国人を大事にして、彼らが前掲のモデルさんのような嫌な気持ちにならないように、日本人の専売特許である「おもてなしの心」で「毅然として」彼らをもてなしてほしいのです。
領土問題、歴史問題、慰安婦問題、様々な問題が、日本の韓国の間にはあり、それらは個人ではどうしようもなく、頼りないかどうかは別として政府の外交手腕に依るしかないのですが、国会の予算委員会で吠えていた国会議員と同じことを個人がするべきではないと思うのです。
政府レベルでヒートアップしてもそれに動じず、自分が好きな韓国の文化を変わりなく応援することこそが、個人レベルでの日本人としての、日本人らしい「毅然とした態度」なのではないでしょうか?勿論、それを韓国の人たちに伝えることもとても大事だと思います。
そしてこれこそが、一番日本の国益にかなうことのではないでしょうか?日本人は「情緒的」と言われますが、その日本人よりもはるかに豊かに激しく感情的な韓国の人々に何かを訴えるとしたらば、韓国バッシングではないことだけは明らかです、それでは火に油を注ぐ結果になるのは誰もが予想できるでしょう。また、一部の国会議員やネチズンたちに煽られて、韓国人の日本バッシングと同じように、我々日本人が韓国バッシングをしたとして、何が達成されるのか?何か結果が出るのか?いえいえ、後に残るのは、荒んだ日韓関係だけであり、それは孫や子の世代が背負うマイナスの遺産になるのです。




次は対中国。


理想的な対中国の振る舞い方のお手本は、歴史の中にあるのではないでしょうか?
勿論、対中戦争をする以前、いえいえ日清戦争をする以前の歴史です。
軍事、政治、文化、経済全てにおいて世界の「大国」である中国は、日本とは長らく日本海を隔てた隣国でした。それは、これからも同じです。
いにしえの日本の政治家たちは、涙ぐましいほど頑張って、隣国の大国である中国を「敬して遠ざける」作戦をやり通してきました。中国の優れた文化や制度など目に見えないものはせっせと取り入れても、何とか踏ん張って「冊封」国になることは免れて、粛々と日本は日本で独自路線を歩んできたのです。
勿論今は21世紀で、すぐ隣にある「13億人の市場」である中国を「敬して遠ざける」ことなど絶対に出来ませんし、だからこそ数多の日本企業が中国に進出している訳ですが、中国が民主主義国家ではなく、一党独裁共産主義国家であり、何より「人権」の感覚を共有できない国家である限り、やはり基本は「敬して遠ざける」のがベストなのでは?と思わされます。中国人一人一人は、私たちと変わらないかもしれない。国家の指導者に至っては、底の浅い最近の日本の首相経験者陣と違って、まず「胆力」からして桁違いに優れているかも。しかしそれでも、中国が一党独裁共産主義国家である限り、個人であれ、国家の指導者であれ、民主主義国家の中のほほんと暮らす日本人には到底わからない力学が彼らに働き、それによって彼らが法律や常識を超えた行動に出たり、人権を踏みにじった行動を起こすリスクが常にあるのです。例えば、朝日新聞で連載されている「赤い貴族」を読んでいると、素朴な疑問と恐怖を抱いてしまいます。この連載を読まずとも、中国では一部の幹部やその家族は途轍もない富を蓄え特権を持っていること、警察や司法でさえ権力者の意のままに動く国であること、また権力者が強大な権力を手にしている一方で13億の民衆の力を恐れていること、は容易に想像できるのですから、老若男女全ての日本人はこういう隣国の有り様を理解して、中国にはどう対処していけばよいのか、を考えるべきであって、それを少しでも考えれば、尖閣付近の海上で慰霊祭を行っていた船から海に飛び込んで島に上陸して日の丸を掲げた地方議員の態度は本当に「国益」を考えた愛国者の「毅然とした」態度なのか、仮にそれを「毅然とした」態度と呼ぶのならば、同じく尖閣に上陸した香港の活動家もこれまた「毅然とした」態度だと称賛するのか、ということに行きつくのです。


大体、この竹島尖閣問題がこの夏湧いてきて以来、元々の脳天気に加えて暑さに稼働率が60%に低下している私ですらも疑問に思ったのですが、日本にとって、領土問題に関する議論は「諸刃の剣」つまり「あちらが立てばこちらが立たず」という側面があるのに、何故マスコミも識者もそれを指摘しないのか?と思っていたら、先日9月1日のNHKニュース深読み*2で、解説委員が指摘していました。

尖閣諸島について「実効支配」を理由に日本が正当性を主張すれば、竹島北方領土では逆に韓国やロシアの「実効支配」をどう扱うのか、という話になってしまう


ということです。もし、どこかの都知事が、尖閣に上陸して何らかの示威行動(日の丸を振るとか、碑を建てるとか)をやってそれを正当化するのならば、それは取りも直さず、北方領土を視察したメドベージェフ首相や、竹島で「韓国領」と書かれた岩に登ってみせた李明博大統領と同じであり、「実効支配」している島での都知事の行動が正当化されるのなら、同じく「実効支配」している北方領土竹島でのロシア首相や韓国大統領の行動も、論理的には正当化されてしまいます、これはツラい。
日本が「実効支配」している尖閣諸島では正当化され、逆に紛争相手国が「実効支配」している北方領土竹島では正当化されない、というのは如何にもおかしな話であることを、感情抜きに理解できる国民だと思うのです、日本人は。つまり「あちらが立てば、こちらが立たず」状態を理解しなくてはならないのですが、都知事や一部の国会議員の方々はそれをどう考えていらっしゃるのか?
また一方では、「拉致問題」の早期解決を声高に叫びながらこの10年間何の解決策も示せず、「核ミサイル問題」に関しても無策である政府と国会議員の面々は、それでいて両方の問題解決にあたって一番に協力しなければならない韓国や中国に対して「毅然とした」態度をとる、という相反する行動をとられるのでは、問題は何も解決しないのでは?それとも、元々理念などなくひたすら「選挙受け」する行動をしているだけなのでしょうか?


さて、私は、反日教育を受け、「反日」を叫ぶ中国の人々に是非知って頂きたいことがあるんですね。
日本人にとって中国文化は、もう生活の隅々にまで溶け込んでしまうくらい馴染みの深いものであるということ。
先ず、日本人は中国(香港、台湾を含む)以外で国民全員が漢字を読み書きできる国です。国民全員が、です。日本人の名前も殆どが(DQNネームも含めて)漢字で付けられます。国民全員が小学校に入ったら漢字を習い始め、漢字のテストも大学受験までついて回り、更には漢字検定という試験も人気があり、受験者は幼児からお年寄りまで幅広いものです。中学校に入れば、漢文が教科書には出てきますし、高校の古文では漢文は必修で、センター試験でも「国語」の中に漢文のパートがあります。
中高生の男子には中国の歴史好きが多く特に「三国志」の物語は絶大な人気を誇り、ゲームになっていることも手伝って、「三国志」に出てくる武将たちは良く知られています。またせっせとネットに反中国の書き込みをしているような若い日本人の男性ですら、いえ彼らこそ一週間に三食以上は「ラーメン」のお世話になっているはずであり、「ラーメン」のない生活は考えられないでしょう。餃子もラーメンも、日本の食生活の中では人気メニューです。中国の文化に馴染んでいるのは若者だけではありません、大企業の経営者や政治家の座右の銘は、中国の古典を出典にしたもの挙げる人が多いのです(「信なくば立たず」「人間到る所青山あり」等々)。中国の山水画を見れば、行ったこともないのに懐かしい気分になり、囲碁を打ち、漢詩を諳んじるシブいご老人も多いです。
これを、反日教育でしか日本を知らない中国の若者に知ってもらうこと、時間はかかりますが、そういう広報、啓蒙こそが、確実に日本の「国益」になると思うのですけど。



元に戻って、対中国に関して、目下の現状で何が日本の国益になるのかと言えば、当面は例えば、中国に進出している日本企業、及びそこで働く日本人駐在員とその家族、そして留学生や旅行者を含めて、最低限中国にいる日本人の安全が保証されることであり、日本企業の経済活動が不利益を蒙ることなく粛々と進められればそれに越したことがない、ということでしょう。逆に言えば、小島に上陸して気勢を上げているごく一部の日本人の行動は、中国の国民の反日感情を煽るだけで、却って中国国内の邦人の安全を脅かし、日本企業の経済活動も制限しなくてはならない瀬戸際に至らせているわけですから、日本の「国益」になっていないどころじゃありません。現に2年前の尖閣漁船衝突問題の直後には、中国を訪れていた日本企業の社員が当局に拘束された事件もあったわけですし、日本から進出したデパートや飲食店が暴徒に襲われたり、レアメタルの対日輸出を止められたり、今回も日本大使の公用車が襲われる事件があったのですから。
世界有数の経済力をつけるまでに至った国でありながら、党幹部の特権や蓄財が横行し、言論の自由も与えられていない中国の国民の怒りは、民主化しようとしない国家に向かうべきであって、「反日」でガス抜きをされてはいけないものなのです。「風が吹けば桶屋が・・・」の例えではありませんが、日本人が尖閣問題で「毅然とした」態度とやらで角突きあわさんばかりに臨めば臨むほど、中国国民の怒りは「反日」に向かい、中国に滞在する日本人の安全は脅かされ、日本企業の経済活動は制限され、そして「赤い貴族」の国家は安泰、ということにならないでしょうか?それって日本の「国益」でしょうか?


民主化されていない超大国は永遠か?ということも考えなくてはなりません。
ウチの子供達はソビエト崩壊後の生まれでして、その彼らにいつぞやこう聞かれたことがあります、「『ソビエト社会主義共和国連邦』ってどんな国だったの?」と。「その当時は世界で一番大きな国で〜、一応『共産主義』だったんだけど〜、共産党の幹部は貴族のような生活をしていて〜、なのに庶民の食料品とか物資が足りなくていつも並んで買わなくちゃいけなかったらしくて〜、国を挙げてスポーツに力を入れていてオリンピックでは沢山メダルをとって〜、軍隊がもの凄く強くて〜、アメリカと競って宇宙ロケットも飛ばして〜、そうそうスパイ小説では必ず悪役で〜・・・」と、貧困なボキャブラリーを駆使して思いつくことを並べ立てても、子供達には全然ピンと来ない様子でした。そうでしょうね、世界地図のかなりの部分を占めていたあの超大国ソ連という国があったことさえ、そして不滅の大国と思われていたものが崩壊して幾つかの共和国に分裂したことさえ、彼らにとっては過去の歴史なのですから。
ということは、超大国で、民主化されていない国で、国内にかなりのひずみが溜まっている或る国が、この先いつまでも今のまま、ということはないかもしれないのですよね?私たちが生きている間にも、例えば幾つかの国に分裂する可能性だってあるかもしれないのですよね?歴史上も、南北に分かれていたことも、三つに分かれていたことも、小国に分裂していたこともある国ならば。
そのような変化が起きる激動の時代にも、日本は隣国として東海の海上に在り続けるのですから、小島の領有権などで波風立てずに、いにしえの日本の為政者の知恵に習って、政治的には「敬して遠ざける」作戦で良いのではないかと思います。



中国政府が国内の反日運動を、カードとして使っているように(韓国政府は国民感情と連動しているので使えていないと思うのですが)、日本政府も、国内の熱狂的愛国者の動向を、手持ちのカードにしたら良いのです、カードの使い方は、あくまでも「国内の一部の愛国者を、政府は相手の出方次第で抑えることも出来るし、煽ることも出来る」という使い方ではないですか?ですから、東京都が尖閣を買うとか言っているのは、言うだけ言わせておいて、最後は国の判断で『現状維持』にして、中国に恩を売ればよいと思います。来月には都知事自らが船に乗って調査に行くとのことですが、万が一彼が島に上陸しそうならば、先日香港の活動家の上陸騒ぎの時と同じように、予め警察官を配置しておき、「国内法に則って粛々と」逮捕すればよいのです(勿論、一部始終を撮ったビデオも公開して)。そうすれば、少なくとも政府間では一応の決着がつくのではないでしょうか?ドドド素人の私が思うに、日本が実効支配している尖閣諸島を東京都が「購入」したりすれば、それは取りも直さず、今現在韓国に実効支配されている竹島、ロシアに実効支配されている北方領土の返還は、不可能になるんじゃないでしょうか?



「鬼畜米英」と日本中の人々が叫んでいた時代を戦後生まれの私は想像できませんでしたが、「米英」を「中韓」と入れ替えれば、最初は現状のような状態だったのでしょうか?
「鬼畜米英」で「米英憎し」のあまり「敵性語」である英語を禁じた愚かさが、今の日本の大学生の英語力の低さにまで影響しているとは申しませんが、重要な隣国である中国と韓国の言語や文化を、或る意味戦略的に学ぶ高校や大学の学部がもっとあってもよいと思いますし(勿論それを中韓に喧伝すべし)、また朝鮮半島も含めて、これから大陸では必ず激動の時代が来ると予想されるのですから、あらゆる場合を想定して、せめて相手の言語だけでも自在に操れる人材が日本には大勢必要なのではないでしょうか。中国語や韓国語を義務教育である中学校で選択できるようにして、高校受験や大学受験の外国語も中国語や韓国語で受験可能にし、将来日本の「国益」のために働いてくれる有為の人材を育てるべきではないでしょうか。領土問題で多少の波風が立っても「毅然として」、そして是非とも日本の国益のために。
そして、隣国の中国や韓国について学ぶことさえ、最近の領土問題をめぐる日本の愛国者の方々の言動によって、心地悪いことになるとしたら、愛国者の方々がやっていることは明らかに国益に反する」ことであるのは、言うまでもありません。

*1:http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/1728087.htm

*2:http://www.nhk.or.jp/fukayomi/backnumber/120901.html 但し出演していた元外交官の宮家邦彦という人は酷かった!番組に寄せられた感想の中にもありましたが、こんな人が外交を担っていたとは信じ難い。