小保方氏に対する、めいろま(May_roma)こと谷本氏の暴走&迷走があまりに酷いので

私もファンであった、めいろま(May_roma)こと谷本真由美氏が、暴走&迷走中です。


立て続けに、小保方氏のSTAP細胞論文と、彼女の会見を批判する発言をしています。
それをリストにしてみました。題して「めいろまリスト」

1 BLOGOSメルマガ 週刊めいろま Vol.028 英語圏で剽窃が大問題になる理由 3/21
2 同上 Vol.31 北米と欧州ではなぜ要人が記者会見で涙を流さないのか? 4/11
3 WirelessWire News ロンドン電波事情 STAP細胞会見のリアクションからわかる日本で成果主義がフツーにならない理由 4/14
4 Cakes 世界のどこでも生きられる 小保方晴子氏会見の「茶番」ぶりにみる、日本人の国民性 4/15
5 WirelessWire News ロンドン電波事情 STAP細胞会見がえぐり出した日本社会の二極化 4/16


本当にネットというのは怖いですね。
影響力がある人が事実でないことを事実として断言して発信すると、多くの読者は、自分で事実を確認することなくそれを信じてしまい、それどころか、その間違った事実を元にした自分の意見を発信してしまう。
今は誰もが「一言、言いたい」人たちばかりで(含む、私)、
お誂え向きなことに「一言、言いたくなる」トピックが世に溢れており、
また手軽に発信できる手段も数多あり、
影響力がある一人の人間の意見がみるみるうちに増幅されます。



小保方氏が弁護士を雇ったことや会見当日のヘアメイクに関して、言いがかりと偏見としか思えないめいろまこと谷本氏の発言については前のエントリーでも書きましたが、小保方氏が2時間半の会見で、「泣いた」というか、「ハンカチで涙を押さえた」のは僅か5秒ほどのことでした。
それでも「泣いたことに変わりはない」のかもしれませんが、それをめいろまこと谷本氏が「人前で泣く30歳の大人」(めいろまリスト1)「大人なのに公的な場で涙を流す」(めいろまリスト4)と何度も言い募ることは、公平ではありません。
実際に会見を見なかった人は、谷本氏の発言を読んで、まさか二時間半の会見の間で5秒だけ「ハンカチで涙を押さえた」とは思わないでしょう。

STAP細胞会見を拝見いたしました。とんでもない茶番であり、見ている途中で唖然とし、その場に倒れ込みそうになりました。(めいろまリスト3)

と、谷本氏はおっしゃっていますから、「会見を見た者」として発言なさっていることは明白です。
しかし、会見の一部始終をご覧になって、「5秒、ハンカチで涙を押さえた」ことを「泣く」と表現しているのならば、それは「誇大表現」であり「印象操作」であり、
もしかして、「倒れ込みそう」になった後、会見を最後まで見ることなく、即ち5秒のシーンを実際に見ることもなく、テレビが編集したものや、動画サイトのまとめを見て、「泣く」と表現されたのならば、それは、見ていないものを見たと言っているのと同じですから、「捏造」だと思います。
谷本氏は、「聴衆であるメデイアやメディアを消費する人々」(めいろまリスト2)は、「『こういう状況ならこういうカテゴリの人はこういう風に行動するはず』という型にはまることを期待しているわけです」(めいろまリスト2)と言いますが、まさに、谷本氏は小保方氏を「こういうカテゴリの人」という先入観に当てはめて、小保方氏が「泣いた」と言いたいがための、誇大表現OR捏造なのでしょうか?
谷本氏が批判している、日本のメディアと同じではありませんか。



私なりに、今回の問題に関して、争点をまとめてみました。

a) ネイチャーに投稿した論文に、剽窃、盗用という疑惑の声がネット上から上がり、理研が調査委員会で調査した結果、調査した項目の中の2点について不正を認めた。小保方氏が、これに対して不服申し立てをしなければ、理研は懲戒委員会を立ち上げ、彼女の処分(懲戒免職?)が決定されてしまうであろうことから、小保方氏は、正当な権利である、不服申し立てを行なった。

b) STAP細胞は存在するのか?

c) 小保方氏を含め、早稲田大学の一部の研究室の博論に、大量のコピペがあることがネット上で指摘され、早稲田大学は、2007年以降に先進理工学研究科に提出された博士論文280本を調査中


このa、b、c はそれぞれ、別個に考えなくてはならないと思います。
bなんて私が死ぬまで考えても理解できるとは思えませんし、 c は現在早稲田大学が調査中なので私などが考えても仕方ないのでさておいて。
っていうか、殆どの人々は、私と同様、生物学の知識もないし、早稲田大学のことなんて知ったことではない筈なのではないでしょうか。
ということで、唯一、議論についていけることは、a に関してなのですが、市井の一オバサンである私は、ここのところ立て続けに勇ましい小保方批判をしていらっしゃる谷本氏の発言に、疑問を持ちました。
谷本氏はこう言っています。

さて、STAP細胞の疑惑に関しては、いくつか論点があるわけですが、その論点の一つに、「STAP細胞のかなり重要なデータが民間企業と小保方氏の博士論文からのコピペだった」、さらに「小保方氏の博士論文には大規模なコピペがあった」というのがあります。(めいろまリスト1)

これは明らかに間違っています。
谷本氏がSTAP細胞の疑惑に関して、「民間企業」からのコピペと言っているのは、これは完全なる勘違いで、民間企業のコピペ疑惑があるのは、博士論文であって、ネイチャーに投稿したSTAP論文ではないのです。


これは、今回の疑惑の告発者である11jigen氏のサイトをちょっと見ればわかることです。

小保方晴子の博士論文の疑惑まとめ

もう一度言いますが、民間企業であるコスモ・バイオ株式会社のホームページからの盗用を疑われているのは、STAP細胞論文ではなく、博士論文なのです。
めいろまこと谷本氏のこの間違いが、悪意のある間違いなのか、未熟で自己流でやってきたが故のミスなのか、それは私にはわかりません。
こういう、自らの勘違いに基づく事実誤認を元にして、過激な発言をされるのは、どうかと思います。
そして、これはかなり印象を操作する事柄です、「権威あるネイチャー投稿論文に、事もあろうに、民間企業のホームページから剽窃するなんて、何て神経が太いヤツなんだ。」と誰もが思ってしまいますよ。
他の研究者の論文剽窃も十分悪いことでありますが、「民間企業のホームページ」という言葉とイメージの破壊力はありません。
この勘違いが、谷本氏の中だけのものであり、他の科学者コミュニティの方々には波及していないことを祈るだけです。


理研の調査委員会で、STAP論文における「他の論文からの剽窃(コピペ)」が疑われていたのは、最終報告書で「研究不正ではなかったと判断された」、Guo J 氏とJonathan Landry氏の論文からのコピペです。
理研の最終報告書のこれに関する部分を、文系の私が私なりに読み解くと、

「若山研で行なわれた実験について、小保方氏が執筆した。小保方氏は、この実験をやっておらず、また実験の手法を熟知していなかった。若山研で使用されていたプロトコルの記載が簡単であったので、小保方氏は、どこからか(本人も出典を記憶していない)詳細プロトコルを書いた文章を引っ張って来て、論文に記載した。小保方氏は、本文及びメソッドにおいて、合計41箇所引用しているが、そのうち40件は引用論文の出典をきちんと明らかにしており、この1件のみが引用論文の出典が行なわれていない箇所である。この1件が、一般的実験手順に関するものであったことからすれば、本人が「出典を記憶していない」ということにも合理性があり、敢えて出典を記さなかったとは言えず、不正とは判断できない。」

ということのようです。
だから「研究不正ではない」と判断されたというわけです。
理研の科学者の方々が、合理的判断に基づいて判断されただけあって、これは文系の私でも納得できる範囲でした。
最終報告書のこの部分を、めいろまこと谷本氏はお読みになっていないのでしょうか?

ちなみに、11jigen氏によると、Guo J氏の論文(2005年9〜10月発表)と、Jonathan Landry氏の論文(2012年12月6日発表)もまた、この部分は酷似しているのですね。

なぜ、Landry氏の博士論文がGuo氏の論文に類似しているかどうかについては不明です。

としか11jigen氏は書いていませんし、理研の調査委員会も小保方氏の論文のこの部分をdiffにかけた時に、Jonathan Landry氏の論文(博士論文のようです)とも酷似しているのに気がついたはずなのに、それには触れてはいません(触れる必要もないのですが)。
どうして、Guo J 氏(2005年発表)、Landry 氏(2012年発表)、小保方氏(2014年発表)の3つの論文に酷似した部分があるのでしょう?
それは、Jonathan Landry氏も、小保方氏と同様に、Guo J 氏の論文から、プロトコルの部分をコピペしているから、じゃないんですか?
Jonathan Landry 氏は、フランス人で、マルセイユ大学を卒業して、モンペリエ大学ケンブリッジ大学を経て今はドイツのハイデルベルクにある、EMBLというヨーロッパのの理研みたいなところにPHD Studentとして所属している人物です(33歳だと思われますが)。
小保方氏のこの「コピペ」(不正とは判断されませんでしたが)を糾弾するのなら、11jigen氏も、谷本氏も、是非EMBLにも通報すべきですね、「プロトコルを他の論文から剽窃している研究者がいる!」と。
めいろまリストの1で、谷本氏は、海外の大学では学部時代から大変こういうことに厳しいとおっしゃっているのですが、仏、英、独と三か国の大学を渡り歩いたJonathan Landry氏も、通報されれば研究者として一巻の終わりのはずですね。
それにしても、彼が教育を受けた、「北欧州」のその三か国の極めて優秀な教育機関では、谷本氏がおっしゃるようなPlagiarismに関する厳しい教育はなされなかったのでしょうか?
これはド素人のオバサンの推測ですが、もしかしたら、このプロトコルの部分は、Landry氏にとっても小保方氏と同様、「出典を書く」ことも意識しないレベルのものであったのかもしれません。
「盗用」「剽窃」と言葉で決めつけて終わりにすることは、実は事実をそれ以上考えないことではないでしょうか。


さて。
谷本氏は、誤解している民間企業からのコピペとは別に、STAP細胞論文には「博士論文からのコピペがある」と言っているのですが、これは正確にはまだ結論はでていません。

実は、理研の最終報告書で、不正と認定されたのは、
・Figure 1の電気泳動像においてレーン3が挿入されているように見える点
・Figure 2d.2eにおいて画像の取り違えがあった点。また、これらの画像が小保方氏の学位論文に掲載された画像と酷似する点
という2点でした。


調査委員会は報告書で、疑義が持たれる6点について調査したのですが、1点でも不正が科学的論理的に認定されれば、小保方氏はそれでアウト、です。
小保方氏が不服申し立てもできないほど、ぐうの音も出ないほどに、不正が証明されなければ、理研は次のステップ、懲戒委員会に進めません。
理研から見れば、騒動を起こして理研をかき回している小保方氏を、正当に解雇するためには、1点だけ確実に不正を証明すればよかったのです、1点手堅く取って勝ちを狙いに行くサッカーチームのように。
けれども、今はまだ、決定点を挙げられない状況なのです。
それは何故か?

一つは、電気泳動像については、再び文系の私の言葉で語るとこういうことのようです。

理研の主張:小保方氏が、レーン3を挿入したことを再現しようと、ゲル1を引き伸ばしゲル2から他のレーンをレーン3に挿入しようとしたがズレが生じて出来なかった、故に小保方氏の主張は裏付けが取れなかった、電気泳動されたサンプルは、実験ノートやラベルから、論文で示されたリンパ球であることは確認した
小保方氏の反論:ゲル1を引き伸ばしたのではなくゲル2を縮小して作った、2度回転もさせたのでズレは生じなかった、ゲル1のレーン3にゲル2の画像を挿入したのは、実験で得られた結果を限られた紙面の中できれいに見せようとしただけ

つまり、小保方氏の反論によって、この点に関しては理研側はもう一度検証をせざるを得ないでしょう、科学者ならば。「小保方氏のやり方で再現する」ことをやり直した上で、「レーンを挿入する」ことが不正なのかそうでないのか、という詰めた議論をして頂きたいところです(←この論点ならば文系でもわかります)。

次に、第二点目である、画像の取り違え、それも博士論文からの取り違えは捏造に当たる、という理研側の主張なのですが。

最初に疑いを告発した11jigen氏も、理研の調査委員会も、そして野次馬である私たちも、てっきり「早稲田大学の博士論文からコピペした」と思い込んでいた画像が、実は、小保方氏によると(確実性は100%ではない)

早稲田大学の博士論文から取ったものではない、ラボミーティングで使ったパワーポイントの中にあった画像である

と、小保方氏の弁護士によって説明されました!この展開は、誰も予想していなかったのでは?
そうは言っても、

そのパワポの画像が、元々博士論文の画像である可能性もあるんじゃないの?

とド素人文系の私でも思うわけです。
ところが、画像にはプロパティなるものがあり、それで由来がわかるそうなのです。
しかし、まだ疑問は残ります、

プロパティ自体を偽造することだって可能なんじゃないの?

↑ こういった私のようなド素人のために、来週早々に、小保方氏サイドから、追加資料が出てくるそうですが、それまでは判断保留ですね。

で、めいろまこと谷本氏のように影響力がある方は、ド素人の私などよりも遥かに慎重であってほしい、電気泳動像に関しては更なる検証待ち、早稲田大学の博論から取られたデータかどうかがわからない時点で、軽々に断じてはいけないと思うのです。
私の今までのファンとしての勝手な印象だと、こういうことに関して、めいろまという方は、理性的であると思っていたのですが、今回の件に限っては、決めつけ、思い込み、そして偏見と臆見に満ちた発言が多いのは、何故なのでしょうか?



そして、谷本氏の書いていることをよく読んでみると、彼女は会見の体裁や、メディアの反応や、ご自分のTLを中心としたtwitter、そして何故か「北欧州と北米」での反応、と言ったことは熱心に書いていらっしゃいますが、この問題の本質的検証、というか、
理研の報告書に書いてあることと11jigen氏のサイトを照らし合わせてみるとか、
小保方氏の不服申し立て書も合わせて読んで、矛盾点や齟齬を指摘するとか、
ということは一切なさらないのですね。
そういう姿勢を見ていると、今までは痛快に見えた谷本氏の物言いも、先ず立ち位置がありきなのかな?と思ってしまいます。


それでもファンとしては、立ち位置ありきでもいいんじゃないか、とも思ってしまいます、自分の立ち位置で発言する人ばかりですから、ネットでは。
しかし今回は、「めいろま」論理さえ破綻しています。
4月14日のWirelessWireの記事のタイトルには、「日本で成果主義がフツーにならない理由」(めいろまリスト3)とありますが、今回の騒動で私が初めて知ったのは、他でもない、理研とは、日本では稀に見る成果主義の組織なのだ」ということですよ。
国立大学の出身でもなく、女性で、30歳そこそこで、独身で、という小保方氏が理研のユニットリーダーになったのは、まさに理研成果主義だからなのでは?
旧帝大出身で、男性で、40歳前後で、養うべき妻子がいるから、という、学閥と情実で研究者を採用する組織じゃないのですね、理研は。
フツーの日本の会社で、30歳そこそこの女性を、中途採用してくれる会社があるでしょうか?
そんな女性を高給で採用するくらいなら、「学齢期の子供二人に専業主婦の奥さん」がいて住宅ローンも抱えている43歳旧帝大出身で実験能力はともかく管理能力はある男性を、フツーの日本の会社は採用するのではないでしょうか?
谷本氏は、今話題沸騰の理化学研究所は極めて成果主義を実践している組織である、ということには、スルーするのです。
逆に、小保方氏のことを「女性性や弱さ、幼稚さを前面に出して同情を買おうとする人」(めいろまリスト2)と言いますが、仮にそうであっても、谷本氏の論理でいくと、「成果さえだせばいい」のではありませんか?小保方氏は、早稲田や東京女子医大やハーバードの研究室でも、成果だけでやってきたのではないですか?そして、今まで理研に若くして採用された優秀な科学者同様、成果主義によって採用されたのではないでしょうか?


そして一番目を疑ってしまったのは、4月16日のやはりWirelessWireの記事(めいろまリスト5)ですが、

あの会見からワタクシは様々なことを考え、驚き、愕然とし、失望しました。
愕然としたことの一つは、あの会見のリアクションがえぐり出した日本社会の二極化であります。
事実を客観的に批判できる知性のある人々と、そうでない人々です。


「事実を客観的に」と言うのならば、それはブーメランのように、めいろま氏に返ってきます。
「人前で泣く30歳の大人」という表現は、2時間半の会見中「ハンカチで涙を押さえた5秒」という客観的事実を表すのに、適切な言葉なのでしょうか?
STAP細胞論文には「民間企業のホームページからの剽窃」はない、というのが客観的事実です。
電気泳動像のレーン挿入は、理研側の検証の仕方が間違っていたというのが、、客観的事実です。
画像の取り違えは、早稲田大学の博論から持ってきたものかどうかは更なる調査待ち、というのが、客観的事実です。
「片腹痛い」というのは、こういうことですが、谷本氏は更に、「主観的」に意見を述べています。

あの会見に関して、日本のみならず、海外にいるマトモな研究者や科学者の方、経験豊富なサイエンスライターの方は、厳しい批判を繰り返しています。科学界からの質問には答えず、証拠は出さず、謝罪ばかり繰り返しているという内容は、素人目に見てもオカシイわけですから、皆さんが厳しい批判を繰り返すのは当たり前です。しかも証拠もそろっているわけです。(めいろまリスト5)


ご自分が致命的勘違い、独断的決めつけをなさっていて、更に誰が認定したのかわかりませんが「証拠もそろっている」というのは、私には理解できません。
理研はまだ、1点のゴールを入れることが出来ていないのです。
それを、犯人や犯罪を語る時に遣う「証拠もそろっている」というボキャブラリーで語るのにさえ、私は抵抗がありますし、今月初めに再審請求が認められた元死刑囚の話などが頭をよぎると、そういう物言いに本当に危うさを感じます。
そして、めいろま氏いわくの、その「二極化」した日本の人々のうち(私は第三極です!)、めいろま認定の「事実を客観的に批判できる知性のある人」と「科学的非難のできない人」に分けられて、tweetが山ほど挙げられているのですが、その一種偏執狂的なやり方に、驚きを禁じ得ませんでした。
しかも、そのtweetの恣意的な選び方。
小保方氏を擁護する人たちは、まるで「放射脳」「陰謀論者」「ネトウヨ」であるかのような選別の仕方です。
twitterで検索すれば、「小保方 反日」でも「小保方 在日」でも、tweetは出てくるというのに。



私個人の意見は、残念ながら、「知性のある人」とめいろま認定してもらえるかどうかはわかりませんが、一つ一つの事象に、是々非々でありたい、格好よく言えば、めいろま氏のお株を奪ってしまいますが、「客観的に」物事を考えたいと思っています。
前のエントリーでも書きましたが、理研が小保方氏を処分するのなら、小保方氏が一言も反駁できないような、ぐうの音も出ないような論理で処分すべきですし、処分に値する不正がなければ、処分してはならないと思います。
博士論文の問題は、また別のことで、早稲田大学が論文取消・学位剥奪を行なうのならば、それを小保方氏は甘受すべきだと思います。
そして、STAP細胞があるかないか、は、実は私はあまり興味がありません。
そういった研究に日夜取り組んでいらっしゃる研究者の方々には、心からの敬意を払うものではありますが。
めいろま氏は、

身内が事故の後遺症やら病気やらガンやらで色々苦労しておりますので、STAP細胞の将来にはかなり期待していた(めいろまリスト1)

とおっしゃいますが、身内に色々苦労している者がいるのは同じですが、私は常識で考えて、年上の身内のみならず、私や夫の世代、子供の世代が生きているうちにSTAP細胞が実用化され誰もが恩恵を受ける、などとは全く思っていないので、そこまで興味もなければ期待もしていません。
ですから、「STAP細胞に希望を託していた人々を裏切った」という発言などには、失笑してしまいます。



めいろま(May_roma)こと谷本氏が、暴走&迷走から、通常運転に戻ってくださることを祈りつつ。