*「脱原発」のためには、ここは一つ、菅直人総理大臣に続投してもらうしか・・・

我が国の総理大臣である、菅直人という方へ、ここのところ毎日野党議員は勿論、与党内からも、

菅総理こそが『復興』の妨げである」
「被災地の復興のために一日も早くお辞めいただきたい」

の大合唱。まあ、日替わりならぬ1年で交代が相場の日本の首相の任期末期にはありがちな風景でもあり、何より「人望がない」と言ってしまえばそれまでですが、それにしても
何故、「菅降ろし」がここまで永田町で吹き荒れる?



しかし。
私は、永田町の皆様のご意向とは裏腹に、どうしたことかこの最近、
「この際、菅総理に続投してもらうしかない!」
と思うようになりました、急速に。





福島原発の事故は言うまでもなく、世界的に「大顰蹙」なわけですよね?アメリカによる原爆投下で被曝した広島とは違って今回の原発事故は日本の自己責任であるからこそ、外国人観光客が日本に来なくなり、日本の農産物、食料品、が売れなくなっているのでしょう。まあ「人の噂も75日」と言って、チェルノブイリ原発事故の直後にはイタリアの食料品を買わなかった日本人が数年後にはすっかりそれを忘れて、イタリア産のパスタやら生チーズやらをじゃんじゃん買うようになったように、あと何年か経てば外国人観光客の客足も戻り、日本の農産物がまた売れるようになるでしょう、
二度目の原発事故が日本で起こらなければ!
逆から言い直せば、もう一度福島以外の他の原発地震が原因だろうが津波が原因だろうが、原発事故が起こったら、外国から見れば、
「日本って馬鹿なの、死ぬの?」*1
と思われること必定で、そうなった時、
日本は二度と立ち上がれません!!!



そういう危機感を持つに至り、では「脱原発」を実現するにはどうしたらいいか、を考えてみたら


総理大臣は菅直人衆議院東京18区
経済産業大臣海江田万里(同1区)


という今の体制でいく、というか、昨日の非常識は今日の常識、というか日本という国の原子力行政のトップはこの二人でいくしかありません。


選挙区が東京なのです、このお二人。即ち、原発がある県、即ち原発を誘致する他産業がない県が地盤ではないので、しがらみがない二人、なのです。
よ〜く考えてみてください、もしこのコンビのどちらかが「原発がある県が選挙区」だったとしたら、この間の「浜岡原発への全原子炉運転停止要請」が出せたかどうか?絶対に出せなかったでしょうね。ですから、

官房長官 枝野幸男衆議院埼玉5区)

というのも同様に留任です。

そして「脱原発」と言えばこの人、という方に「未来のある子供の安全」をしがらみなしにしっかり守ってもらいたく、

文部科学大臣 福島瑞穂参議院比例区

でしょうか。沖縄問題では福島瑞穂氏の意見にはとても与することができない自民党支持者である私ですが、「脱原発」では信用できる数少ない国会議員かもしれないと思っていますから。この際、国会の数の上では意味がなくても、社民党とも連立を組んでいただいてですね。


元々私は民主党支持者ではありませんし、菅総理大臣のことも昨年の就任時から全く評価してはいませんでした。でも今回、彼は浜岡原発を止めた」のです。それだけは、画期的なことだと思います。

海江田氏についても、野末陳平氏の「税金党」で出馬して落選してテレビのコメンテーターしていた頃から、余りよい印象を持っていなかったのですが、経済産業大臣としてとにかく浜岡原発を止めた」ことは事実。

菅総理大臣自身が、
「この大震災にあたって総理大臣であることの運命」
と言っていましたが、本当にもし「総理大臣と経済産業大臣」のどちらかの選挙区(及びそれがある県)に原発があれば、絶対に浜岡原発を止められなかったと思います。この「二人ともしがらみがなかった」ということは、日本国民にとって、今は気がついていないかもしれないけれども、もの凄くラッキーなことだったかもしれません。そして地域的なしがらみだけではなく、自民党議員や旧社会党議員なら絡めとられている電力会社を含む財界や労組とのしがらみも二人ともない!というラッキーの上塗りです!海江田大臣の前任者、大畠現国土交通大臣は、日立の労組出身、前前任者の直嶋正行氏は、言わずと知れたトヨタの労組出身、自民党時代に遡っても、経産大臣であった二階俊博氏も甘利明氏も、絶対に原発を止めたりはしない人物だったわけで、この時期に菅氏海江田氏の二人が原子力行政のトップにいる、ということだけでも貴重なことなのです。ですから、この状態を崩してはいけないことだけは確かです、イデオロギーや今までの政治家としての(黒)歴史はこの際置いておいて。

原発問題とイデオロギーは本来全く別の問題である」ということは、地震国の原発 「日本は地震国だから無理」、それが理由。 でも書きましたが、先日それを象徴するような場面を見ました。5月27日放送の「朝まで生テレビ」で、前述の社民党党首福島瑞穂氏と、嘗ての大蔵官僚、今は自民党の国会議員の片山さつき氏が、隣同士に座っていたのです!そしてその隣は、飯田哲也氏!!!


(視聴したことがない方のために付け加えれば、この番組では出演者はトピックに対して賛成派と反対派に分かれる形でU字形に着席します)


もし、今民主党内であれ、自民党であれ、誰が首相になっても早晩「原発再開」に動くような気がします。そういう私の個人的懸念と同じような事を、飯田哲也氏が言っているのを見て驚くと同時に嬉しくなりました。


(これを文字に起こしている方のブログ みんな楽しくHappy ♡がいい♪


何度も書いてはいますが、有権者の一人として私は、「3.11」まで全く菅総理大臣を評価していませんでした。一刻も早く総選挙をやって自民党政権に戻すべきだと思っていました。けれども今は違います。自民党政権に戻ろうものならば、すぐにでも浜岡原発は再稼働し、各地の休止中の原発にもGOサインが出るでしょう、河野太郎議員が総理大臣にならない限り。
前述の、菅氏、海江田氏、枝野氏、福島氏は、共に
2世議員ではなく、メンタル強く、柔軟な理解力がまだ残っており、そして頑健な体力。プラス選挙区が原発立地県ではない」
という共通点があり、この際、イデオロギーは関係なく、また過去のモロモロのことには目をつぶってでも、彼らに日本の原子力行政を任せるしか、「脱原発」への道はない、と思うようになったわけです。


自民党支持者としては心苦しいのですが、もし歴代の自民党内閣の総理大臣が今その座にあったとして、果たして、「空き缶」と呼ばれる現総理大臣、菅直人氏よりも巧みに問題に対処できたかどうか、と考えると、その答は「NO」です。



麻生元総理大臣が「3.11」大震災の時に総理大臣だったら?
大事な局面や会見で、失言続出。流石に学習効果で「未曾有(みぞう)の国難」は読めたかもしれませんが、原子力の専門用語は間違えてしまい、マスコミに余計な仕事をさせてしまうかもしれません。漫画の解説抜きに原発の仕組みや事故の推移を、短時間で理解できたかどうか?
(念のため、私は人間的には麻生氏のファンなのですが)




福田元総理大臣だったら?
「あなたとは違いますから」、震災に対しても原発事故に対しても、いつものスタンス、つまり「どこまでも他人事」のような対処の仕方だったんじゃないかと。行動力はなく官僚任せで、大事な会見や避難所視察では、「ハートの無さ」がモロ出て、国民から顰蹙をかったかも。



安倍元総理大臣だったら?
今回の原発事故、「海水注入騒動デマばらまき」*2のお騒がせを起こした方ですが、この方が「未曾有の国難」に総理だったら、メンタルな面も含めて先ず健康状態がもたないでしょう。東電の清水社長よりも早く入院していたかも、です。小学校から大学まで受験知らずでお坊ちゃま学校の成蹊育ちの彼が、原発の原理を理解し事故収束の対応がとれたとは、残念ならが全く思えないのです。


ついでに。


谷垣自民党総裁が総理大臣だったら?
国難に際して、先ず精神的にもたないのではないかと思いますね。これも以前に書きましたが、「加藤の乱」での、谷垣氏の振る舞いを思い出すとき*3、もし谷垣氏が今総理大臣だったら、「浜岡原発」を止める胆力もなければ、東電本店に乗り込んで行く行動力もなかったに違いありません。


さらについでに民主党に目を向けてみると。



鳩山元総理大臣がそのまま続投していたら?
自民党の元安倍総理と同様、辞めた元総理大臣がお騒がせの種を作った先日の内閣不信任案をめぐる騒動でしたが、この方こそ「恥を知らない」というか、「政権交代」への国民の期待を踏みにじって、迷走を続けた結果、空ろな目をして自ら総理大臣の職を辞し、「次の選挙には出ずに引退」と言っていたのはどこへやら?のこの方こそ、日本国民にとって、「3.11」に総理大臣でなくて本当に良かったというべきでしょう。


最後に総理大臣経験者ではありませんが、総理をやりたくてたまらないこの方。

小沢元民主党幹事長が総理大臣だったら?
安倍元総理大臣と一緒で、体力的に持たなくて、やはり清水社長と同じく「病院に即GO!」だったのではないかと思うのです。加えてこの方に「想定外」の事態に対処する能力があるかどうか疑問です。また、何事に関しても隠蔽体質の小沢氏に、原発事故のハンドリングを任せるほど、国民にとって恐いことはありませんしね。小沢氏について過去に書いたことも*4懸念材料の一つです。



未曾有の地震津波の被害を受けた地域の復旧対策も、日本で初めての原発過酷事故対応も、菅内閣でなくて他の誰がやっても、全てが今よりも数倍上手くいったとは思えないんですよね、冷静に見ると。まあ紛いなりにも「理系」の首相であってマシだったと思うべきなのではないでしょうか?それから震災後3ヶ月経っても、体調壊して入院もせず、心も折れていないみたいですし、かなりマシだったと思わねばならないかも、です。
特筆すべき点は、菅首相ではなく、上に挙げた過去の総理大臣だった人々は、
全員が「世襲議員
なのですよ。菅総理大臣は、「居直り」とか「ズル菅」とか言われていますが、それは彼がしぶとさとタフさを持っているからであって、これだけ野党からのみならず与党からも「辞めろ、辞めろ」の大合唱を浴びれば、世襲議員」ならとっくに「心が折れた」状態になっているところを、踏みとどまっているではありませんか。


そうなのです。飯田哲也氏も言っているように、
脱原発」に進むためにはここで菅氏を辞めさせてはいけません。


私は家にいる時に国会中継があれば、なるべく見るようにしているのですが、あれは必見ですよ。本会議であれ、委員会であれ、各議員の知識レベル、政策についての勉強量、弁論術の巧拙、そして人格までが「中継」されてますから。党派関係なく、高潔な人はいますし、そうでない人はもっと沢山います。
政治家同士の国会での論戦を聞いていて、しばしば感じるのは、「嫉妬」です。

政治家っていうのは、特殊な人たちだと思います。一度選挙のお手伝いをしたことがあるのですが、普段の喋り口は決して雄弁でもなく、とりたてて情熱家風でもなくどちらかというと「はにかみ屋」と言ってもいい人が一旦選挙に立候補して選挙演説のマイクを持った途端、別人に変わるのを何度も見ました。演説上手いですよ、政治家は。逆に下手な人は落選します。そしてその演説は、見事に、市議・町議よりは県議、県議よりは国会議員という順に上手いのです。国政選挙だと、それこそ街頭で1000人を超える群衆の前で演説することがありますが、どの議員も、まさに「火の玉」のような演説です。きっとその演説をしている間、彼らの体内はアドレナリン大放出!だと思いますよ、端からみていても*5。この快感と、そしてその結果当選した時の快感が忘れられなくて選挙に出続けるのではないかと思うくらいです。そして政治家のもう一つの属性は、そもそもはそれが根本にあると思うのですが、「人のために働きたい、国のために働きたい」という奇特なものです。しかも「働きがいがある仕事」なら更に彼らのアドレナリンを刺激するのだと思うのです。ですから、政治家という人種にとって、今回のような大震災、国難ともいえる未曾有の災害にあたって、「日本国総理大臣の職にある」というのは、敢えて不謹慎な言い方をすれば、「血湧き肉踊り」政治家として最高にやり甲斐のあることなのではないでしょうか。再度思い出すのですが、菅総理大臣が何度も言った「この国難にあたって総理大臣であることは私の運命」という言葉、政治家ならば寧ろ誰もが口にしてみたいことなのでは?総理の椅子を夢見る政治家の方々、そして嘗てその座にあった政治家の方々は誰もが思ったはずです、「もし今オレが総理大臣だったら、後世に残る仕事をしてやる」と。そして菅内閣の他のメンバーが、不眠不休で震災対策に取り組む姿は、与党野党を問わずに蚊帳の外にいる政治家にとっては寧ろ羨ましいものなのではないでしょうか?それが嵩じると嫉妬になるのではないか、と私は思うのです、純粋に政治家としての嫉妬。その嫉妬心が、国会中継される本会議や委員会で、「被災地の方々のため」と言いつつ、復興対策の新しい提案をするでなく、復興の財源には触れもせず、ひたすら「菅さん(「菅総理」とも言わない輩も多い)、潔くお辞めになったらいかがですか?」という、それこそ潔くなくてねちっこい追及に終始することになるのではないか、と思います。勿論、震災の復興にあたり、「一枚咬んでおかないと利権に食い込めない」とい焦っていることもあるでしょう、けれどもそれを含めての「嫉妬」だと思いますね。国難を救う運命の下、アドレナリンを大放出して政務に励む政治家に対する、今は蚊帳の外状態で手持ち無沙汰、アドレナリンを全開に出して快感を味わいたくてたまらない政治家の「嫉妬」、でしょうか、菅降ろしの実態は。自分たちが「未曾有の国難」を救う当事者になりたい、防災服に身を包み、悲壮感に溢れつつ、被災者からは援助を懇願され、睡眠不足で赤い目で記者会見をし、そして次の選挙の演説では「大震災から日本を救うために、自分はこれこれこういうことを政府の中核で実行してきた」と、名演説をしたいのでしょうね、としか思えません。それを菅総理とその周囲の人々たちが独占してやっているのが、畢竟気に入らないのではないですかね、「菅降ろし」をしている人たちは。地震津波原発事故も未曾有の国難なのですから誰がやっても完璧にできたはずもないのです、寧ろシガラミがなく体力がある菅総理でマシだった、ということです。
「菅降ろし」をやっている人たちは、総理大臣も大臣も、持ち回りで回ってくるシステムに戻せば、自分にも「国難に立ち向かうヒーロー」を演じる役回りが回ってくると考えているのでしょうか?みんなが仲良くヒーローになれるシステムを待ち望み、それは「大連立」?


とんでもありません!!!
絶対に日本では「大連立」なんて成立しない
と私は思いますし、「脱原発」の視点からは「大連立」なんて成立させては絶対にいけません。
2005年9月の総選挙後のドイツの「大連立(Große Koalition)」の時、私は丁度ドイツに住んでいました。ちなみに先ずドイツと日本は国の成り立ちから全く違います。ドイツは連邦制であり、各州に「首相」がいます。二院制とはいうものの、国民が直接選挙をして選ぶのは、「Bundestag(連邦議会)」のみ。もう一つは「Bundesrat(連邦参議院)」と呼ばれていますが、「Bundestag(連邦議会)」の方が優越しています。ですから「ねじれ」なんて存在しません。総選挙後は、実際的に「どこの政党とくっつけば、過半数がとれるか」しかないのです。大体、政治感覚という以前に物事の進め方が、「空気を読む」ことが大前提の日本人のメンタリティとは全く違いますからね。この年2005年の9月中旬に総選挙をやったのですが、二大政党がまさかの僅差で拮抗。「それぞれが過去に連立したことがある小政党とくっついたのでは過半数がとれない」という事実を前にして、国政を進めるために「嫌々」「止むに止まれず」大連立した、という感じでした。日本のように「みんなで仲良く大臣ポストを分け合って、全て合議の上で政治を進めていく」という意味での、馴れ合いの「大連立」では全然ありませんでした(日本では「大連立」という言葉が出てくるだけで嬉しくなって浮かれている人もいるようですけど)。もっとも当時私はドイツで外国人として、毎日毎日テレビで双方の実務的な協議者がドイツ人が大好きな大きなファイル

(書類と整理整頓が大好きなドイツ人御用達、Leitz社のファイル)
を抱えて政策協議をするのを見て、
「飽きもせず、よく毎日『政策協議』とやらをすることであるよ!」
と思っていましたが、なんとその「大連立」のための二党間の政策協議は2ヶ月間も続いたのでした。その間、片方(SPD)の党首は変わるは、もう片方はミュンヘンが州都のバイエルン州の首相(シュトイバーという超保守派のおじさん)が入閣辞退、とかドラマが繰り広げられましたが、実務者協議は、ドイツ人らしく一点の曖昧さもなく決着したのが2ヶ月後の11月半ば*6
ドイツはこの「大連立」の政策協議に2ヶ月という時間をかけた訳ですが、震災の復興に一刻の猶予もない今の日本に、「2ヶ月間、きっちり膝つき合わせて政策協議する」時間はありませんし、ドイツ人のように感情抜きで駆け引きと論理だけで政策の擦り合わせをする、ということは日本人には向いていない気がします。

結果、日本で「それさえ実現できればさぞ素晴らしい」かのように立ち上がっては消え、立ち上がっては消える
民主・自民の「大連立構想」が仮に実現したらどうなるか?
先ずどちらの党が首相を出すか、で揉め、
次にどちらの党がどの大臣のポストをとるか、
とった大臣ポストに誰を据えるか(無難なところで当選回数順?年功序列?)?
ということになって、肝心要の「政策の擦り合わせ」なんて、「阿吽(あうん)の呼吸」で済まされかねませんよ。というのが、「日本には『大連立』は無理だ」という根拠です。

そして、万が一「大連立」になった暁には、連立に参加した両党の全ての利権やシガラミが絡み合い、結局
「何も決まらない、全てが無難に前例を踏襲することになる」
と思います。


浜岡原発もすぐに停止要請が解除され、
送電分離もスマートグリッドも実現されず、
他の原発も随時稼働し始め、
原子力村は生き延び、
自然エネルギーへの転換は遅れ、
電力会社が自然エネルギーを買い取るシステムもできず、

昭和から平成に続く日本の日常が、これからも続いていくことでしょう、次なる原発事故のその日まで。


だから。
だから、「菅直人」という政治家に、今まで色々と思うところもある方も多いと思いますが、「脱原発」のためには、
この際、総理大臣は菅直人でいくしかない
のです。本当にこれは日本と日本国民と彼自身の運命でしょう。
二世議員でもなく、今のところ身体も心も折れていないしぶとい、この総理で行くしかない
と、強く思う今日の私です、福島第一原発の、一見冷たい廃墟のように見えるけれども、実は日本を何回でも滅ぼすことができる核燃料が今も原子炉で不気味に熱いままだと思うと・・・。

*1:馬鹿なの、死ぬの?

*2:http://www.s-abe.or.jp/mailmagazine/2291

*3:

*4:http://d.hatena.ne.jp/souheki1009/20100827]

*5:不謹慎ですが、ヒトラーのこの演説http://www.youtube.com/watch?v=Qcim22gTw3Mを思い出します、特に7:45〜7:50にかけての有名な部分

*6:当時ドイツ語の先生に言われてネットで見つけた「連立契約(Koalitionsvertrag)」を貼ってておきます。副題が「ドイツのための共通した−勇気と人間性を以て(Gemeinsam fur Deutschland mit Mut und Menschlichkeit)」。ドイツ語の先生いわく「文学作品ではないから文章は難しくない」とのことだったのですが、それはそうとしても、何と191ページにわたる「連立契約」です。そして文章がシンプルだということは、曖昧な点や玉虫色の論点はないのかもしれません。