原発事故 原発問題

「世界最高水準の安全性」と言う、「世界最低水準の感受性と想像力」しかない安倍首相

いつからだったか、安倍首相が口にする「世界最高水準」という言葉が、私は引っかかって仕方ありません。 世界最高水準のIT社会を実現 (2013年3月28日 政府IT戦略会議) 福島の事故を乗り越えて、世界最高水準の安全性で世界に貢献していく (2013年9月25日…

安倍首相の福島原発視察のニュースを見て オリンピックとかスペインとかギリシャとか

先週9月19日、安倍首相が福島原発を訪れ、放射能汚染水漏れの現場を視察しました。 ブエノスアイレスでのIOC総会の壇上で、「(福島原発の)状況はコントロールされている(the situation is under control.)。」とぶち上げた時も、少なからず驚きましたが…

東日本大震災から2年4ヶ月経った、東京の夏

今日は、東日本大震災から2年4ヶ月、という日でした。 テレビで関連のニュースを見てそれに気付くほど、恥ずかしいことに私の意識も寄る年月で風化してしまっています。 この数日、東京でも連日最高気温が35度を超える猛暑ですが、今年は「節電」のかけ声が…

 関西人の根性を見せてほしかった「大飯原発再稼働」  細野豪志原発事故担当大臣の「クローズアップ現代」での発言に一言

京都府出身で滋賀県育ち、京都大学出身の細野豪志原発事故担当大臣が、6月18日のクローズアップ現代「原発運転再開“政治判断”を問う」に出演していました。私も番組を視聴している時に思わず「何つう言葉遣いなの!」と突っ込みを入れてしまった、細野大臣が…

  後味の悪い映画2本「2012」と「ザ・ウォーカー」 雑感

昨日(1月25日)の朝日新聞の夕刊にあった記事 太陽表面で大爆発 地球の磁気、乱れる恐れ太陽で23日昼過ぎ、比較的大規模の爆発があり、放出された高エネルギー粒子が地球に向かっている。米気象衛星は2005年以来の規模の放射線を観測した。名古屋大の上出洋…

ネタバレそのもの 映画「チャイナ・シンドローム」

昨夜NHK BSシネマで放送されていた映画、「チャイナ・シンドローム*1を見ました。もし今年の3月以前に見たならば、「古い映画」の一言で終わる作品でしょう、1979年公開の映画ですから。 でも、3.11後の今見ると、また違った感慨を持たずにはいられません、…

マーゴン去った後、やませが運んできた涼しさと放射線

やませ(山背)とは、春から秋に、オホーツク海気団より吹く冷たく湿った北東風または東風(こち)のこと。特に梅雨明け後に吹く冷気を言うことが多い。 やませは、北海道・東北地方・関東地方の太平洋側に吹き付け、海上と沿岸付近、海に面した平野に濃霧を…

2011年の「海の日」に「原発はいらない」(小出裕章 著)を読んだこと

私が子供の頃にはなかった「海の日」が1995年に定められた時、当時は「7月20日は海の日」と固定だったのですが(今は7月の第三月曜日)、「何故に7月20日?」と疑問を持ったのですが、何せまだGoogleさんがない先史時代(!)だったので今のようにすぐにお手…

放射能汚染の不安の中で子育てしている若いママたちに申し訳なさでいっぱい

自治体が子供一人一人に線量計を配布公園の砂場閉鎖校庭での体育・部活動自粛屋外プールでの水泳授業自粛衣替えの季節であるが長袖登校を推奨・・・。どれもこれもが、半年前には日本人の誰一人として考えもしなかった異常な事態です。 この次には、どんな皺…

全国の原発を再稼働して大丈夫なんでしょうか?

つい数日前、「脱原発」の観点から菅直人総理大臣を持ち上げる長文のエントリー*1を上げたと思ったら、今日の朝日新聞の朝刊によると、菅総理 停止原発 再開を支持 「安全なら稼働」 だそうで。 まあ、昨日の時点で海江田万里経済産業大臣が、 全国の原発に…

*「脱原発」のためには、ここは一つ、菅直人総理大臣に続投してもらうしか・・・

我が国の総理大臣である、菅直人という方へ、ここのところ毎日野党議員は勿論、与党内からも、「菅総理こそが『復興』の妨げである」 「被災地の復興のために一日も早くお辞めいただきたい」の大合唱。まあ、日替わりならぬ1年で交代が相場の日本の首相の任…

*「ドイツ、2022年までに脱原発」というニュースを聞いて、雑感

ドイツに駐在していたごく初期に、部屋のペンキの塗り替えに職人さんが来たことがありました。本来ならば入居する前に塗り替えをしてもらうはずだったのですが、塗料が欠品とか何ちゃらで、娘の部屋になる予定の小さな部屋のみ入居後に塗って貰うことになり…

 地震国の原発 「日本は地震国だから無理」、それが理由。

その時の周りの風景の記憶から思うに、私が小学校2、3年の頃だったと思うのですが、母にこう訊ねたことがありました。 「共産党って、なあに?」 と。それに対する母の答を今でも覚えているのですが、 「そうねえ・・・。共産党の世の中になったら、パパは死…