「事業仕分け」に対する、きっと変わった見方

世間一般の方々とは違った見地から、先週末終わった「事業仕分け」とやらについて書いてみたい。

先ず、

自民党の偉大さに感動した!

↑誰かのどこかの台詞みたいだが。
事業仕分けの俎上に出てくる事業を新聞から拾ってみると、


農村活性化人材育成派遣支援モデル事業(田舎で働き隊)
里山エリア再生交付金と田園整備事業  農林水産省
テレコム関係事業費等(情報通信分野のベンチャー企業支援、高度ICT人材育成支援事業、安全・安心i-City推進事業、ICT利活用型教育の確立支援事業)(総務省)訪日外国人3000万人プログラム第1期事業(国土交通省
鉄道軌道輸送高度化事業費等補助(国土交通省
若者自立塾(若者職業的自立支援推進事業)(厚生労働省
職業能力形成機会に恵まれなかった者に対する実践的な職業能力開発の実施事業/フリーター等正規雇用化支援事業/若年者等試行雇用奨励金(技能承継分除く)(厚生労働省
優良児童劇巡回等事業(厚生労働省
等々、


「え〜、スゴい、自民党と官僚の皆様たちってこんな

『痒いところに手が届く』

ことまでやっていたんだ!」
と驚くことしきり。
戦後長々と続いた自民党政治に色々とご批判はあれど、それでも何とか日本を難破もさせず崩壊もさせず、ここまで引っ張ってきた、ということは、もしかしたら途轍も無く偉大なことだったんではなかろうか。
これだけ細かい(細か過ぎる)支援を様々な事業に行っていながら、それでも国が破産せずに何とかここまできたのは、奇蹟なのか、偶然なのか、はたまた破綻寸前だったのか?


それにしても、民主党議員の仕分け人の人相の悪いこと、悪いこと。


蓮舫さん
申し訳ないけれど(勿論修辞として言っているだけ)私はどうしてもクラリオンガールの印象しかない、この人には。
今、ちょっとググッただけで、結構きわどい画像が残っているんですね、クラリオンガール時代の。
ところが動画は削除されてるみたい、何故?
クラリオンガール時代の容姿や雰囲気には、寧ろ好感が持てる爽やかさがある、さすが「一番を目指して」クラリオンガールになっただけのことはある。
けれども、今は同性としてみても、一人の人間としてみても、まるで薄っぺらで、その薄っぺらさを必死で隠すための、あの目つき、あの攻撃的振る舞い(攻撃は最大の防御である)のような気がして痛々しい。
ネット上にまだ残るクラリオンガール時代のきわどい画像の方がどれだけ「自然体」の魅力に溢れていることか。
今の風貌は、紅衛兵の格好をさせたらぴったし!といった雰囲気。
人民裁判だものね。
前回の参議院選挙(2004年)では、実に92万人もの善男善女の都民が彼女に投票している。
都民は何を彼女に期待して投票したのか?
石原慎太郎を知事に選び、蓮舫参議院議員に選ぶ都民って、本当の意味でsophisticateされているとは思えない、寧ろ「有名人コンプ」丸出し。
きっと来年の改選でも、政治家としての資質や実際に行った活動内容でなくてとにかく「事業仕分け」でメディア露出がダントツで高かった、というそれだけで、きっと都民の皆様から再選されるんでしょうけど。


枝野さん
こんな人相の悪い七福神がいたっけ?と思ってしまうほど、「福耳」の域を越えた耳たぶのボリュームだけが目立つ彼。
かつては、「朝まで生テレビ」で「野党の若手論客」としてご活躍でしたが、それが「与党」で「中年」で「仕切る側」になると、こうも人相が悪くなるものか。
俳優でも若手から中年へと上手く成長するのは難しいようだけど、政治家もまた相当に大変そうである。
去年の秋の「朝まで生テレビ」ではとんでもない経済音痴を晒したようだし。
http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20081001/1222813889
Wikipediaによると、早稲田に落ちて東北大学に入学するも、弱冠24歳で司法試験に合格、26歳で弁護士登録、その後29歳で日本新党から衆議院選挙に出馬して初当選、以来、ずっと代議士なのだから、なかなか充電とかできないだろうし、感覚もフツーの国民とは乖離してくるのは、与党だろうが野党だろうが同じようだ。



寺田さん
一瞬、「何故、山本太郎が仕分けをしているんだ!?」と思ったくらい。
「こんな若造(失礼!)が仕分け人なんてどんな優秀な人物なんだろう?民主党ってすごい人材がいるんだ」
と思って山本太郎、じゃなかった、寺田氏のホームページを見てみたら、確かに

2003年の衆議院選挙で、当時最年少(27歳←小泉進次郎より若い)で初当選、現在3期目

とあるのだが、何か腑に落ちない。
議員になる前は、中央大学の経済学部から三菱商事社員だもの。松下政経塾に行った形跡もないし、民主党の公募で選ばれたわけでもないようだ。
そこでwikipediaを見てみると。
父親は秋田県横手市長を2期、秋田県知事を3期勤めている人物。

れっきとした2世議員じゃない!

なのに自分のホームページ上のプロフィールにそれについて一言も触れてないのは何故?
きっと、秋田県民ならば誰もが知っていることだから、ということにしておこうか。
この人も過去にスキャンダルがあったのだが、それに対する「説明責任」とやらは果たされていないようだが・・・。


鳩山総理の偽装献金問題、小沢幹事長西松建設献金問題、を抱える民主党の党員が、事業仕分けの各案件について官僚に向かって「説明責任がなされていない」と、

どの口で言えるのか?!

それにも拘らず、紅衛兵に意味不明の言語で突っ込まれ(「一番じゃないといけないんですか?二番じゃ駄目なんですか?」と平気で言えるあの神経)ても、あくまでも必死で答えようとしていた、官僚の方々の真摯な態度に私は好感を持った。

というのは、世間の皆様とは違った感じ方なのか。