iPhoneその後 ③
iPhoneに家族で乗り換えてから幾星霜、じゃなくて3ヶ月。
パソコンが我が家に来た時でさえ、ここまで急速に
世界が変わった!
ということはなかっただろう。
とにかく楽しい!
ことは前にも言ったけれども、本当に分厚いトリセツもなくて、結構日本の携帯に慣れた身には不便さもあったり(赤外線送信ができなかったり)、色々苦労もあってもその
苦労がまた楽しい!
と思えるモノであるiPhoneって素晴らしいと思う。iPodと同様に名前をつけることもできる。私は以前に持っていたiPod(ドイツで買った)の名前が
Einmal = あいんまる (ドイツ語で『1回』という意味)
だったので、今度のiPhoneは、
Tweimal = つゔぁいまる (勿論『2回』という意味)
にした、かわいい♡♡♡
あっ、前に「iPhoneは絵文字が出来ないけど、却って七面倒くさい絵文字文化から解放されて嬉しい」なんて書きましたが、それは訂正。
残念なことにIPhoneで絵文字ができるようになってしまった
本当に残念、面倒くさくて絵文字使いたくない人なのに、言い訳できなくなってしまった。でもまだまだ主婦層ではこの事実が浸透していないので、私は「iPhoneは絵文字できないから、殺風景なメールでごめんね」なんて言っちゃって、絵文字を使わないようにしている。
まあとにかく何が画期的といって、挙げきれないくらい色々あるが、
・カレンダーをパソコンと同期できること、また夫のスケジュールも入れられること
・アドレスブックもパソコンに入っているアドレスと同期できる
・知らない人(主に主婦層)が多いので、敢えて言うと、iPhoneって「中にiPodが入っている」んですよ、携帯電話とiPod、二つ持ち歩かなくてもいいわけ。
・Youtubeもニコニコ動画も見られる(主婦層で「ニコニコ動画」知らない人も結構多し)。
・Mapや乗り換え案内は従来の携帯電話にもあったが、便利さが全然違う。
・産經新聞読める
・safariがiPhone上で動くので、パソコンメールもリーダーも全て読めちゃう。
・・・アプリのことまで言及するとキリがないので、この辺にしておくが、とにかくこんな面白いものはないです。
主婦の私ですらこうなのだから、夫や息子、娘に至っては、もう「自分の分身」くらいのツールであるところのおもちゃである。夫(50代)がしみじみ、
「若い子が使うもの、と敬遠しないで思い切ってiPhoneに変えて本当によかった」
と言うております。
ところで、IPhone 絡みといえば、残念なことにセカイカメラがTechCrunchという「IT界のアカデミー賞」とやらを受賞できなかったそうですけれども、一昨日の土曜日に朝のNHKの経済番組でこれを作った「Tonchidot」を紹介していた。私はコーヒーを飲みつつ新聞を読みつつ「ながら視聴」していたのだが、それでもコメンテーターとして出ていた中谷巌さんの発言にはぶっ飛んだ。
アナウンサーがセカイカメラを搭載したiPhoneを持って渋谷のスクランブル交差点にて使ってみせるビデオ(店や建物に次々とエアタグが現れる)を見た後、彼はこのような質問をしたのだった。
「ところでどうしてそれ(IPhone)が、『自分が今渋谷にいる』ことがわかってるんですか?」
って、GPSに決まっているでしょう!
彼はiPhoneどころか、日本の携帯のナビとかも使っていないんじゃないだろうか。アナウンサーも虚をつかれて、「そ、それはGPSで・・・むにゃむにゃ。」という感じだった。ああ、年はとりたくない、というか、
柔らかな心を失いたくはない!
と切実に思ったことでした。
それから蛇足ですが、Tonchidotの井口さんのTechCrunchでのプレゼン、早速ネットで見ましたが、
[http://blip.tv/play/9izNjXkC"
褒めている向きもありますが、あの英語はヒドいといえばヒドいんじゃないかと思う。渡辺千賀さんのブログ*1読んで改善して欲しい、セカイカメラがあれだけ素晴らしいものなのだから尚更。