ユニクロ雑感

ユニクロの実店舗で実に久しぶりに買い物をした(ネットではインナーやタオルをたまに買う)。

「フライスVネックT(長袖)」 オフホワイト Mサイズ \690













家庭内労働(要するに家事)用に、青のチェックのパンツの上に、とイメージして買う、消耗品。

殆ど全く楽しくない。

敢えて言えば
「新しいものが1枚増える」
という、楽しみ?

それとも
「安いけれど、一応『ユニクロ』で品質はいい(ことになっているらしい)」
という、安心感?

でも楽しくない。

だって、

ユニクロは、全然ファッショナブルではないから。

人間を超越したスタイルの良さの藤原紀香や、膝下が日本人女性の規格外に長い押切もえが着て、あの程度、

なのである。
フツーの人間が着て、お洒落に見える筈がない。
ユニクロがとっても似合ってお洒落」という人見たことあります?

昔子供達が幼稚園の頃、幼稚園ママのボランンティアで、
各家庭で不要になった子供の衣類を回収して施設にお届けする、というのがあった。
当時、「ユニクロ製品はお断り」だった。
その理由は、
・全く同じ製品が何枚も出される
・施設でも引き取りきれなかったものは業者に引き取ってもらうのだが、
 どこの業者も「ユニクロの古着」は引き取らない
から。
つまりは、「ごみになってしまう」から、だった。

安いから逆に長く愛着を持って着てもらえない、同じアイテムがゴマンと流通しているから「自分だけのお気に入り」にもならない、
可哀想な服たちなのである、ユニクロ製品は。

大人も同じことだと思う。
普段のTシャツでも、アルマーニやマックス・マーラの製品を買うことができれば、
誰が好き好んでユニクロのTシャツを買ったりする?

それにユニクロの服は、「楽しくない」だけでなく、「貧相」感が漂っている、何故なんでしょうね?
同じくらいの価格なら、H&Mか、ZARAでもバーゲンなら値段変わらないし、Mangoでもいい、GAPでもいい
とにかくそっちを買った方が、着ていて楽しい!

10日土曜日、朝のNHK経済情報番組に、ユニクロの柳井CEOが出演していたけれど、
2020年には、売上高5兆円を目指す(現在は約4600億円)んですって!

世界中でそんなに多くの(5兆円の売上高を上げるくらいの)人間が、ユニクロ
着るような、「貧相」な世界は見たくないし、絶対にそんな世の中にならないと思いたい。

ユニクロ」って結局、安いものを買う時の言い訳(「品質がいいから」とか)としてのブランド。

ファッションとして、着ていて楽しくない。

マッチ売りの少女が一瞬の暖をとるために擦るマッチのように、
「安いから買えた新しいものを身にまとう、一瞬の喜び」のためだけの服。

それがユニクロ